【静岡市】しずおか鋳物『重太郎』ショールーム、豊原町にオープン。鋳物を手に取り、体験できる場所になる注目のスペースです。

鋳物製品ブランド『重太郎』のショールームが2023年1月26日に静岡市駿河区豊原町にオープンしました。栗田産業の錫(スズ)製の食器類などの展示や販売がされています。

築80年の本社建屋をリノベーションした落ち着いた雰囲気のある空間に、飲み物をまろやかにするというビアグラスやぐい呑み、折り鶴の形をした箸置き、サンコウチョウ栓抜きなどがオシャレに並べられていました。「静岡猫ハン箸置き」3,750円(税込)。これは徳川慶喜公がカメラで自ら撮影した愛猫の写真を元に立体化して、製品にしたものだそうです。なんとも愛らしい。

他には「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」というミニ四駆アニメに登場するマシンを再現した純錫鋳物の箸置き 3,630円(税込)もありました。重厚で精巧な作り。

こちらは人気商品の「サンコウチョウ栓抜き」にペイントしてあるもの(非売品)。プラモデルの塗料で塗って、実際のサンコウチョウの色合いに似せました、とお店の方がおっしゃっていました。サンコウチョウは静岡県の鳥で幸運をもたらす縁起の良い鳥とされているんですよ。

カラフルなサンコウチョウはこのスペースのあるところに飾ってありました。この場所は、いずれ『重太郎』の食器で緑茶やお酒を試飲する場所としても使う予定とのこと。実際に手に取り、試してから購入できるのは嬉しいですね。

古くには「鋳物師町」という地名が存在し、鋳物師たちが活躍していた場所、そんな歴史ある場所のほど近くにオープンしたショールームでは、ゆくゆくは鋳物を実際に作る様子が見られたり、ワークショップも考えてられているとか。

普段は馴染みのない方にも鋳物を気軽に手に取って身近に感じられる、そんな『重太郎』ショールームはこちら↓