【静岡市】カナダ人の下駄屋さん「縁joy」で新しい下駄に出会いました
新型コロナウイルスの感染者数は、再び増加の傾向にありながらも、3年ぶりに復活を遂げるイベントが、続々と開催されています。お祭り、花火大会…浴衣の出番も増えているのではないでしょうか。そんな時に、歩きやすい下駄や草履があるといいですね。静岡市葵区馬場町に、履きやすさを追求している下駄屋さんがあります。「縁joy(えんじょい)」です。
浅間通り商店街4番街に、そのお店はありました。おしゃれな下駄や草履、デザイン性の高いサンダルなどが店頭に並んでいます。
お店に入ってみると、なんと外国人の店員さんが1人、いるではありませんか。お話を聞いてみると、このお店に置かれている、下駄などの製造会社「mizutori」の専務さんだそうです。ジョナタンという方で、カナダのご出身。カナダではIT企業に勤めていたとのこと。静岡と浅間通り商店街が大好きだそうです。日本語がとても堪能でした。
こちらの下駄は、なるべく足が痛くならないよう、また修理しやすいよう、鼻緒に畳の縁が使われています。
また、裏に二枚刃がある、伝統的なものではなく、少しでも長く、楽に履けるようにと、裏は普通の靴のような形の物が多かったです。
静岡檜とレザーを使ったサンダルや、イエローパインと合皮を使ったサンダルなどもありました。伝統的な下駄や草履に、オシャレなデザイン性と、利便性の高さを兼ね備えた、今時の下駄屋さんでした。
下駄は、静岡の地場産業です。今後も、広く浸透してほしいと願わずにはいられませんでした。
「縁joy」はこちら↓